2020年5月17日15:00
何気なく流し見たIsland TVの更新通知。
川島如恵留「虹」
、、、あれ、如恵留くんだ。虹って何?
二宮くんの虹をお届けティジェ!
、、、二宮くん。
にのみやくん?
え、二宮くん!?
二宮くんって二宮くん?
そう、私の愛した二宮くんのソロ曲を私の愛する如恵留くんがカバーしたと。
は?(盛大な思考停止)
いやいやいやいやいや。待て。待て。
虹って、虹だぞ?(落ち着け)
名曲揃いの二宮ソロの中でダントツの人気を誇る(私調べ)あの虹だぞ?
虹といえば
二宮くんが
眼鏡をかけ
ピアノを演奏し
曲の最後にはメガネを外し甘ーい声でありがとうと囁いて
ドーム5万5000人、国立7万人をそれはもう文字通り虜にした
あの虹なわけですが(説明なっが)
まじで。(いやどうした)
とにかく私は虹という曲が死ぬほど好きで、そりゃもうこれがきっかけで二宮くんに落ちたと言ったら若干過言かな、くらい好きなわけで(いや過言なんかい)
(真顔)
儚くて少し目を離したら消えてしまいそうな、そんな二宮くんそのものみたいな曲。
13年たった今でも東京ドームでスポットを浴びてピアノの鍵盤に指を滑らせる二宮くんを覚えてる。
それはそれは、言葉で言い表せる愛おしさなんてもんじゃなかった。
まぁるい手で汗を流しながらピアノを弾き、きゅるんきゅるんのお目目で愛を語る二宮くんを見るたび、彼はアイドルになるために生まれてきたんだろうなと本気で思ったもので。
虹は、アイドル二宮和也の強みを最大限発揮する曲だった。
ピアノ×メガネ×二宮和也の最強コラボ。
いつもはキャンキャン吠える天邪鬼わんこな二宮くんが、 ちょっとだけ素直に愛を語る姿。
なんとも二宮くんらしい厨二病な作詞。(厨二病はアンサーソング『それはやっぱり君でした』へも続く)
それはやっぱり君でしたと虹の二宮くんの世界観。(つまり厨二病)
そして何より、キャラメルのような甘い声と声に負けないくらい甘くて可愛いお顔。
あの頃の、全盛期の二宮くん以上に甘いパフォーマンスなんてない。
本気でそう思うほど、私はあの頃の二宮くんの魅せ方が好きだった。
二宮くんの虹は、私にとってジャニオタの原点の一つ。なわけで。
そんな愛おしい大切な大切な曲を、大好きな如恵留くんがカバーすると。(やっと本題)
意外にも、めっちゃくちゃ嫌だった。
理由は3つ。
1つ目。
私は今でも、嵐を降りてもなお、嵐の曲は嵐が歌ってるのが一番好きだから。(慣れって説も若干ある)
Jrを推す上で先輩の曲はまあ避けて通れないし、まして嵐なんて誰でも歌うんですよねー。
でも、誰がどう歌っても嵐の曲は嵐のパフォーマンスが一番で。
何より長年慣れ親しんできた声とアレンジが私の中に染み付いてしまってて。
嫌いじゃないし、私の好きな曲を私の好きな子たちが歌っているのを見るのは楽しい。
ただ嵐と過ごした日々を思い出してちょっとかなりだいぶ切なくなる。
1曲1曲に、なんなら1フレーズごとに思い出が詰まってる曲を聴いてしまうと、自然と嵐が思い浮かぶし純粋に楽しかった頃を思い出す。
ようやく嵐を過去にした私にとって、今はちょっとしんどい。
2つ目。
二宮くんのソロは二宮くんが結婚して以来ずっっっっっっっっっっっと避けてきた鬼門だったから。
まあ散々ツイートした通り私は二宮くんのソロがめちゃくちゃとっても好きだった。
だからこそ1112以降多分最も避けてきたのがソロ曲だと思う、ってかそう。
ソロ曲は、私が大好きだった二宮くんそのものだから。
もしソロ曲を聴いてしまったら、もういなくなってしまった二宮くんをいつまでも追いかけることになると分かっていたから。
嵐の曲を聴くようになった後も、ソロ曲だけはどうしても聞けなかった。
そして何より、如恵留くんの虹を聴けば二宮くんと如恵留くんを否応が無く比べることになるのが分かっていたから。
如恵留くんを好きになってからずっと、二宮くんと如恵留くんを比べることは避けてきた。
それをすることで、もう戻ってくることがない二宮くんの面影を如恵留くんの中に探して辛い思いをするだろう、ということがわかっていたから。
今の二宮くんに未練は一切ないけど、時々かつて私が愛した二宮くんが無性に恋しくなる自覚はあった。
だからこそ、比べたくなかった。
如恵留くんを見ることで二宮くんを思い出すなんて、そんな残酷なことしたくない。
だけど二宮くんの曲を歌う如恵留くんを見てしまったら、私はきっと悔しいほど二宮くんを思い出す。
嫌だった。
せっかくもう当分見ないと決めた宝箱に目を向けることも、その中からわざわざ思い出を引っ張りだしてくる事も。
同時に、怖かった。
宇宙一好きだった二宮くんと如恵留くんを比較して万が一かつての二宮くんの方が好きだと思ってしまったら。私はまた帰らぬ人を求めて地獄のどん底に逆戻りだから。
でも結局、自担が自分の大好きな曲をカバーしていて聞かないなんてできなかった。
ピアノだけを、20回は聞いたと思う。
ピアノを聴きたくて再生した10回と、ピアノから先に進めなかった10回。
ピアノが弾けるとは知っていたけど、初めて如恵留くんのピアノを聴いた。
如恵留くんらしい、と思った。
長い指から弾き出される繊細なタッチも、
鍵盤の上を滑るように演奏する音も、
何より、とても楽しそうにピアノに向き合う姿も。
如恵留くんの歌う虹はまさに完璧で。
全部如恵留くんらしくて、二宮くんとは良い意味で全然違ってて、涙が出た。
にのちゃんの儚くてどこか不完全な虹と、如恵留くんのお手本みたいな虹。
この世界に二宮くんはたった一人しかいないことに絶望して
二宮くんと比べても如恵留くんのことがとってもとっても大好きだってことに安堵した。
悲しいほど二宮くんが大好きで、同じくらい如恵留くんが大切だと思った。
どっちが奏でる虹がいいとか、そうじゃ無くて。
ただ、この世界にこんなに同じ曲を違う風に奏でられる似たもの同士がいるのかと。(二宮くんと如恵留くんが似てるよって話はまた今度。)
聴くのが怖かった二宮くんのソロが、虹だけだけど少し怖く無くなった。
上書きではなく、川島如恵留の歌う虹の存在によって新しく捉えるようになった。
如恵留くんはいつだってそうやって私の世界を救ってくれる。
(この話詳しく書こうとしたらちょっと鬼のように長くなってしまったのでまた今度)
最後に如恵留くんへ。
機材が本格的すぎるんですけどあなたの家はスタジオなんですか?
二画面で指もお顔も堪能できるとか最高かよ。ありがとう。
字幕と手話を入れてくるところがとっても如恵留くんで好きです。
虹を歌ってくれてありがとう。
おーしまい。
2020年5月18日